陸と空。その共鳴が唯一を生む

すべては2017年、「技術交流会」の発足から始まった。室屋義秀選手とLEXUSは、互いの領域における技術の可能性を模索すべく、定期的な研鑽を開始。そこで生まれたのが、LEXUSの感性技術を注入した「操縦桿グリップ」や、高度な空力解析による「新ターン」だった。

2021年、両者はチームパートナーシップを締結し、エアレース参戦への舵を切る。これは一般的な「スポンサー契約」とは一線を画す。互いの技術やノウハウを総動員し、切磋琢磨しながら共に成長していくことを目的とした、真の「ワンチーム」の誕生である。

2022年、予期せぬ試練が訪れる。コロナ禍の影響により、当初目標としていたエアレースそのものが消滅してしまったのだ。しかし、2023年に状況は一変する。最高時速400km、最大重力加速度12Gという極限の世界で、タイムと正確さを競い合う空のモータースポーツ「AIR RACE X」(エアレースエックス)が室屋選手をはじめとしたパイロットたちが発起人となり設立されたのである。チームは即座に参戦を決意。蓄積した技術を武器に、見事「初代AIR RACE X 王者」の座を掴み取った。

シリーズ戦となった2024年。年間3戦の激闘を制し、初の「シリーズ王者」としてその名を歴史に刻む。

だが、迎えた2025年。常勝を誇ったチームは総合2位でシーズンを終えることとなる。新規参戦選手の台頭、天候条件の影響――。しかし、チームは立ち止まらなかった。「まだ取り組める余地があるはずだ」。最終戦の直後、メンバーたちは即座に各分野の課題を洗い出し、次なる進化への糸口を探り始めた。

「より高みを目指して」。

2026年、LEXUS PATHFINDER AIR RACINGは、
王座奪還とさらなる技術革新に向け、新たな挑戦を開始する。

LEXUS
Pathfinder AIR RACING
PILOT
室屋 義秀

室屋 義秀

Yoshihide Muroya

国籍
日本
生年月日
1973年1月27日
居住地
福島県(日本)
身長
173cm
LEXUS PATHFINDER AIR RACING
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MUROYA YOSHIHIDE
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競技歴 / 戦績

1997年 曲技飛行選手権 スポーツマンクラスに初参戦

2009年 Red Bull Air Race World Championshipに初参戦

Red Bull Air Race (2009-2019)

2014年 ロヴィニ大会で初の表彰台獲得(3位)

2016年 千葉大会で初優勝

2017年 千葉大会優勝 / ワールドチャンピオン獲得(全8戦中4勝)

通算: 優勝8回 / 表彰台14回 / 271ポイント

AIR RACE X (2023-)

2023年 優勝

2024年 総合優勝

2025年 総合2位

幼少期よりパイロットを志し、中央大学入学後、航空部でグライダーを始める。2009年、国際航空連盟(FAI)公認の3次元モータースポーツシリーズ「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」に初のアジア人パイロットとして参戦。

2016年千葉大会で初優勝。2017年ワールドシリーズでは全8戦中4大会を制し、アジア人初の年間総合優勝を果たす。モータースポーツのトップカテゴリーでの年間総合優勝はアジア初の快挙でもある。

2023年からは最高時速400km、最大重力加速度12Gの極限の条件下で、世界最高の操縦技術を有するパイロットたちがレース専用の小型飛行機を操縦し、タイムと正確さを競い合う空のモータースポーツ『AIR RACE X』(エアレースエックス)にチームで参戦。初代王者に輝く。

2024年は初のシリーズチャンピオンを獲得。2025年は惜しくも年間2位となったが、2026年シーズンではチームで王座奪還を目指す。

ARCHITECTS OF VICTORY

中江雄亮(LEXUS)

Technical Coordinator

中江雄亮(LEXUS)

専門は「空力」。レクサスで数多くの自動車開発に従事。チームでは、空力についてはもちろん、自動車開発で培った多様な知識と技術を機体開発に投入すべく、テクニカル・コーディネーターを務め、開発領域全般の指揮を担っている。

Benjamin Freelove

Tactician / Analyst

Benjamin Freelove

コース解析などレース戦略を担当。曲技飛行パイロットで機体の飛行特性を理解しているため、より実践的な戦略を立案。室屋も絶対的な信頼を寄せている。

Aaron Dwyer

Engineer

Aaron Dwyer

レース戦略のカギとなるコース解析のプログラマー。レーストラックの緻密な情報収集により、アドバンテージを持ってレースに挑めるようになった。

CREW

多様な知識や技術を持つプロフェッショナルたちが集結。
それぞれの専門性を活かし、世界一の座をチーム一丸となって目指す。